意見交換会報告ページ
本ネットワークの参画機関はこれまで本事業のHPより情報提供を行ってまいりましたが、2022年12月に参画機関の初顔合わせ会を開催し、交流を深めると共に、これからの活動について意見交換を行うこととしました。各回の報告は以下の通りです。
なお、今後の意見交換会は、半年に1回、第3木曜日、13時開始で開催いたします。
※開催状況などにより、日時などを変更する場合があります
・初顔合わせ会(第1回意見交換会)2022年12月1日(木)
・第2回意見交換会 2023年5月18日(木)
・第3回意見交換会 2023年11月16日(木)
・第4回意見交換会 2024年5月16日(木)
・第5回意見交換会 202年11月14日(木)(ハイブリッド開催)
初顔合わせ(第1回意見交換会)
開催日:2022年12月1日(木)
形式:オンライン
参加機関:大学・高専16機関(うち女子大学12機関)、企業・団体10機関、計26機関46名
2022年12月1日の初顔合わせ会(第1回意見交換会)では、多くの参画機関の方々にご参加いただき、盛会に終わりました。機関のご紹介をしてくださった方々に深くお礼申し上げます。参画機関34機関中、26機関42名の方の参加がありました。終了後のアンケートは21機関24名の方よりご回答をいただき、貴重なご意見をいただきましたので、ぜひみなさまと共有させていただきたく、回答者が特定できない形で参画機関のみなさまに公開いたしました。
顔合わせ(第1回意見交換会)で奈良女子大学が発表した「ネットワーク設立までの経緯や初顔合わせについてのアンケート調査結果」のスライドは、ここからダウンロードできます。よろしければ、ご覧いただければと思います。
初顔合わせ会(第1回意見交換会)はおかげさまで盛会に終わりましたが、アンケート結果を参考にさせていただき、事業の実務者会議でも話し合って、これからの活動について皆さまに再度ご意見をお聞きするアンケートを行いました。その結果、今後の活動につきましては、半年に1度、第3木曜日に開催させていただくことになりました。
各種資料
初顔合わせ会(第1回意見交換会)終了後アンケート結果
(奈良女子大学発表)ネットワーク設立までの経緯と初顔合わせについてのアンケート結果報告
今後の活動について
全機関のうち、メールアドレスとご担当者を共有可能とご回答いただいた機関につきましては、
一覧にして参画機関に公開いたしました
第2回意見交換会
開催日:2023年5月18日(木)
形式:オンライン
参加機関:大学・高専 11機関(うち女子大学 10機関)、企業・団体 3機関、計 14機関32名
「ダイバーシティ研究環境イニシアティブ(牽引型)」事業の共同実施機関である武庫川女子大学の河合優年副学長から開会の挨拶がありました。続いて、「女子大学におけるダイバーシティ推進の現状と課題」と題して、加藤千恵 氏(京都光華女子大学・女性キャリア開発研究センター長)が、女子大学の立場から、以下の2つの観点で話されました。
(1)女子大学連携ネットワークの活動から見た「女子大学」
2018年から取り組まれている「女子大学連携ネットワーク」の活動を紹介されました。
(2)女子大学だからこそ取り組む/職場のダイバーシティ
行動計画を策定し、「えるぼし」認定を目指すことにより、女性活躍推進を図り、それを社会に公表する重要さについて語られました。
次に、「企業におけるダイバーシティ推進の現状と課題」と題して、三井智子氏(株式会社プロアシスト・社長付)により話題提供があり、株式会社プロアシストにおける職場のダイバーシティ推進の取組について話されました。企業の事業発展にはダイバーシティマネジメントを定着させることが重要であること、性別だけでなく、年齢や国籍も問わない、多様な従業員がイキイキと働くための経営者・リーダーシップとダイバーシティマネジメント実現を目指しており、そのためのプロアシスト社の取組について説明されました。
2つの話題提供の後、フリーディスカッションとして、意見交換が活発に行われました。意見交換会は短い時間でしたが、ダイバーシティ推進にむけての女子大学および企業の課題や方向性について理解を深めることができました。
報告書はこちら
第3回意見交換会
開催日:2023年11月16日(木)
形式:オンライン
参加機関:大学・高専 7機関(うち女子大学 6機関)、企業・団体 5機関、計 12機関26名
奈良女子大学・学長補佐、男女共同参画推進機構長の星野聡子氏から開会の挨拶がありました。今回は春本晃江氏(奈良女子大学)と福尾惠介氏(武庫川女子大学)からそれぞれの機関で取り組まれている子育て支援の現状と課題について話していただきました。
まず、春本晃江氏から、奈良女子大学で実施されている「訪問型」子育て支援システム「ならっこネット」について紹介があり、2019年度からはさらに病児・病後児保育システムの構築に取り組み、運用を開始していることが説明されました。
次に、福尾惠介氏から、奈良女子大学の子育て支援の趣旨に賛同されて、武庫川女子大学で立ち上げつつある子育て支援のシステムについて紹介がありました。
2つの話題提供の後、フリーディスカッションがあり、短い時間ではありましたが、活発な意見交換が行われました。
報告書はこちら
第4回意見交換会
開催日:2024年5月16日(木)
形式:オンライン
参加機関:大学・高専 16機関(うち女子大学11機関)、企業・団体 9機関、計 25機関51名
奈良女子大学・学長補佐、男女共同参画推進機構長の星野聡子氏から開会の挨拶がありました。今回は高橋享子氏(武庫川女子大学副学長、女性活躍総合研究所所長)から令和5年度に採択された「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(女性リーダー育成型)」における武庫川女子大学の取組についてご紹介いただきました。学内にプラットホームとして「武庫川女子大学サイエンス・コモンズ」を設置し、研究者の交流と共同研究の立ち上げを推進することやアメリカ分校を中心として女性研究者の国外留学を進めるなどの取組から若手女性研究者のキャリアステップアップを実現する。学長のリーダーシップにより、女性研究者の積極登用を行って、女性管理職比率40%を目指すという、挑戦的意欲的な取組が説明されました。
話題提供の後、フリーディスカッションがあり、さまざまな方面から活発な意見交換が行われました。