奈良女子大学 令和3年度“知る・学ぶ・伝えるequality”連続講座の開催について

equality(”平等”)は、全ての人が等しく尊重・大切にされることです。一般の皆さまを対象とした〝知る・学ぶ・伝えるequality”連続講座は、奈良女子大学が主催する7つの地域貢献事業のひとつとして、男女共同参画推進機構が平成22年度から実施しています(平成24年12月、男女共同参画推進室は男女共同参画推進機構になりました)。ありのままの自分を好きになり心を元気にするための秘訣や、お金やモノからは得られない本当の豊かさについて参加者に様々な視点から楽しく学んで頂きます。

人権関連分野で活躍する講師や留学生をゲストとしてお迎えし、ご自身の人生経験から見えてきた幸せに生きるためのヒントを語って頂きます。参加者お一人おひとりが、ご自身の生活をより心豊かで幸せなものにするために出来ること、社会のあらゆる場面に存在する偏見・差別をなくし、安心して平和な気持ちで生きられる環境をつくるために出来ることを講座の中から見つけ、身近な人々と分かち合い、ご自身の生活の中で実践して頂くことを目指します。
年齢や性別等を問わず、どなたでも無料でご参加いただけます。
皆さまのお越しをお待ちしております。

令和3年度 “知る・学ぶ・伝えるequality”連続講座 第1回、第2回

すべてオンラインにて開催いたします。
 後日、オンデマンドを予定しております。

第1回 『ウィズコロナの時代を生きるうえで大切なこと
           ―コロナ禍の子どもと女性の支援』

2020年から始まった新型コロナウィルス感染拡大の影響により、これまで女性が直面してきた様々な困難がより深刻に浮き彫りになっています。「コロナうつ」という言葉も生まれ、心身の不調、経済的困難や DV、虐待、自殺と様々な問題は後を絶ちません。
コロナ禍での子どもや女性の実情とその支援について、そしてウィズコロナの時代を生きるうえで大切なことは何かについて考えていきます。

開講日時

2021年11月11日(木) 14:30~16:00

講  師

日下 紀子  氏
 ノートルダム清心女子大学人間生活学部児童学科・
 ノートルダム清心女子大学大学院准教授
 谷町こどもセンター・関西心理センター顧問
 臨床心理士  公認心理師
 奈良女子大学卒・大学院修士課程修了  博士(教育学)

お申込み方法

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第2回 『改めて女性活躍を考える ~若草プロジェクトの活動から見えるもの~』

女性活躍は日本にとって大きな課題です。SDGsの17の目標の中でも、目標5「ジェンダー平等を実現しよう」に関しては、日本は世界に遅れを取っています。そこで、改めて女性活躍の意義や方策を考えましょう。そして「誰ひとり取り残さない」というSDGsの考え方に従って、これまで見落とされがちだった困難を抱えた少女や若年女性の問題についても一緒に考えましょう

開講日時

2022年1月14日(金) 14:00~15:30

講  師

村木 厚子  氏
 1978年労働省(現・厚生労働省)入省。女性政策や障害者政策などを担当。
 2009年郵便不正事件で逮捕。2010年無罪が確定し、復職。
 2013年厚生労働事務次官。2015年退官。
 困難を抱える若い女性を支える「若草プロジェクト」代表呼びかけ人。
 津田塾大学客員教授、伊藤忠商事などの社外取締役を務める。
 著書に『あきらめない』『日本型組織の病を考える』など。

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