中間評価では、全ての項目でA 評価(総合評価A)を受けました

科学技術振興機構(JST)から、科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」の中間評価が発表され、奈良女子大学を代表機関、共同実施機関でもあります奈良工業高等専門学校、武庫川女子大学、株式会社プロアシスト、帝人フロンティア株式会社、佐藤薬品工業株式会社を共同実施機関とした本事業でA評価を受けました。
評価コメントでは、「関西圏の2つの女子大学、1つの工業高等専門学校、3つの企業が連携し、女性研究者・技術者の活躍促進を目指した研究環境整備の一環として、既存の「訪問型」子育て支援システム(ならっこネット)を活用した「訪問型」病児・病後児保育システムの基盤を整備したことは評価できる。既に当該システムの試験運用を開始しており、今後の本格運用、他機関への波及効果が期待できる。また、女性研究者・技術者の採用、上位職への登用に積極的に取り組み、連携機関の大半で女性研究者採用比率が 50%以上に上昇したことは評価できる。さらに、関西圏の女子大学及び奈良県内企業等 21 機関が参画する「関西圏女子大学発・産学連携ダイバーシティ推進ネットワーク」を構築し、意識啓発や共同研究を進めており、産学共同研究における女性研究者・技術者の活躍促進が期待できる。今後は、6機関、さらにはネットワークに参画する 21 機関の連携を更に深め、実質的な成果を挙げることを期待する。」とされています。
この評価結果はJSTのWebサイトでも公開されています。

【関連サイト】

国立研究開発法人 科学技術振興機構科学技術イノベーション創出基盤構築事業科学技術人材育成費補助事業
R1牽引型 奈良女子大学 中間評価結果